日経平均先物が急伸、ドル円も上昇。
昨日の東京株式市場オープン後は148円丁度を挟んでの推移が続いていたが、日銀の内田副総裁が金融経済懇談会で「マイナス金利を解除してもその後の利上げペースは極めて緩やかになる」との見通しを示したことから日本株が大きく上昇、円安が強まりドル円は148.80円まで上昇。
ロンドン時間も底堅い推移が続き、米長期金利が4.12%、4.13%台へとじわり上昇する中で、直近の上値抵抗である148.70-90円をクリアに突破、149円台へと突入。その後に発表された米新規失業保険申請件数が218Kと事前予想よりもやや強い数値となったことで149.47円を記録した。
NY時間は149.48円まで上値を伸ばしたのち、米30年債の入札が市場金利よりも低い水準で買い注文が入り金利が低下、ドル円は149.12円まで下落したのち、149.32円でNYクローズ。
22:30 カナダ1月雇用統計
①日経平均株価37,000円台の攻防に注目。既に日経225先物は37,000円台で推移しており、おそらく東京株式市場オープンと共に同レベルでの攻防が始まる。日経平均株価の動向がドル円市場にも大きな影響をもたらす展開が想定されるため、しっかりモニターしておきたい。
②欧米市場においては引き続きNYCBなど商業用不動産ローンを取り巻く環境に注目。現状は株式市場全体への影響は限られているが、当局者発言も併せて注意深く見守っておきたい。
③その他、カナダ1月雇用統計にも注目。米国1月雇用統計の北米データを補完する意味合いで見る投資家が多いと推測され、出てくる指標の振れ幅によってはドル円相場への影響が大きくなる可能性がある。
ドル円は148.70のレジスタンスを明確に上抜け上昇中。150円丁度が視野に入ってきている。
一見すると150円に吸い寄せられる展開をイメージしやすいが、本日の東京株式市場は日経平均株価37,000円台の攻防が予定されており、株価次第の神経質な展開になりそうな雰囲気。
株高は円安を、株安は円高を連想させやすい点に留意しつつ、相場をウォッチしておく必要がある。
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