昨日の東京早朝を146.97円で迎えると、9時の東京株式市場オープンで円の買い戻しが優勢となり、午前中に146.47円まで下落。
ロンドン時間は米長期金利が緩やかに反発する中でドル円も147円台を回復、しかしこのレベルでは上値が重くなった。
NY株式市場オープン前に毎週木曜日に発表の米国新規失業保険申請件数が発表、22.4万件と予想を上振れ、且つ絶対水準としても労働市場の緩みを感じさせる数値だったことから、米長期金利が3.90%を割り込んで低下、ドル円は連れ安となり146円ミドルまで押し戻された。
その後、米国1月ISM製造業景況指数が発表され49.1と事前予想比で+2.1ポイントの上昇と悪くない数値であったが、それでもドルの買い戻しは限定的に留まり146円台後半では戻り売りが優勢、本日の安値146.47円を下回ると、勢いよく145.90円まで下落した。
NY午後は米国株式市場が堅調に推移する中でドル円は買戻しが優勢、146.43円まで値を戻している。
週末
NY引け後の米国株急上昇の影響
08:50 日本1月マネタリーベース
22:30 米国1月雇用統計
24:00 米国12月製造業新規受注
NY引け後の米国株急上昇がドル円相場を下支えするか?に注目。日経平均株価とドル円相場の相関は深いといわれており、米国株上昇の流れを引き継ぎ日本株が上昇するのであれば、東京時間のドル円相場は底堅くなりやすいだろう。ただ下値を試す展開でもあり、過度な期待は禁物か。
本日の夜はなんといっても米国1月雇用統計に注目。事前予想は失業率3.8%、非農業部門雇用者数増減が+18万人となっているが、失業率が4.0%まで高まれば市場は3月利下げの期待を高めるだろう。
週末でもあり、引けにかけてはポジション調整の動きに終始しやすい点に留意。
引き続きドル円はじり安の地合いが続いている。
昨日は145.90円まで下落したものの、滞在時間としては短く根強い買戻しが見られた。下値を深追いしたくない市場心理が反映されている印象を受ける。
加えて本日は米国株式市場が引けたあとの米企業決算を経て株価先物が大きく上昇している。
こうしたことから東京時間はある程度は底堅くなると見られるが、その後はNY指標次第か。
フォレックス・ドットコムでは、ノックアウトオプション、FX、株価指数CFDを取引いただけます。
口座開設は以下のステップで行えます。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。