【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは小安い動きとなりました。全般に手掛かり材料不足ではありましたが、欧州勢の参入に向けて1.0813ドルまで値を下げています。市場参加者からは「昨日安値の1.0796ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「一目均衡表転換線の147.73円が目先の戻り目処」として意識されています。今日の経済指標では、18時に10-12月期独GDP速報値、19時に10-12月期ユーロ圏GDP速報値、1月ユーロ圏消費者信頼感指数確定値、21時に10-12月期メキシコGDP速報値が発表されます。23時には11月米住宅価格指数、11月米ケース・シラー住宅価格指数が予定されています。24時には12月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数、1月米消費者信頼感指数が公表されます。翌1時にはナーゲル独連銀総裁が講演します。また、FOMCの1日目が開催されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方から戻り売りが先行。昨日安値の147.26円を下抜けて一時147.20円まで値を下げる場面もみられましたが、仲値に向けては本邦実需の買いが観測されると次第に下値を切り上げる展開に。一時147.49円まで買い戻されました。その後はFOMCを控えて様子見となっています。日経平均は一時220円を超える上昇となったものの、その後はもみ合いが続きました。引けにかけては上げ幅を縮める動きとなりましたが、結局、38.92円高で取引を終えています。
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