【前日の振り返り】
26日の日経平均は大幅反落。終値は485円安の35751円。米国株の上昇を好感できず、200円超下げて始まった。決算を発表した米インテルが時間外で急落したことが嫌気されたようで、半導体株を中心に大型ハイテク株が軒並み大幅安。開始早々に節目の36000円を割り込むと、他の多くの銘柄にも売りが広がった。
前場では400円超下げたところでいったん売り圧力が和らいだが、後場には一時下げ幅を500円超に拡大。35600円台に突入した。14時以降は下げ渋ったものの、戻りは限定的。500円近い下落となり、36000円を大きく下回って取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。先週末の米国株はまちまち。ドル円は足元148円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて235円高の35915円、ドル建てが265円高の35945円で取引を終えた。
インテルが大きく下げるであろうことは、時間外の反応で東京市場では先んじて織り込んでいる。そのため、ダウ平均がプラスで終えたことを好感する流れになると予想する。
先週金曜の日経平均は485円安(35751円)と大きく下落しており、リバウンドでも相応に値幅は出ると思われる。ただし、36000円より上では戻り売りが出てきやすい。高く始まった後は強弱感が交錯し、36000円近辺での一進一退が続くだろう。
日経平均の予想レンジは35800円-36200円。
【前日の振り返り】
26日の米国株は高安まちまち。弱い見通しが嫌気されたインテルが大幅安となりS&P500とナスダック総合が下落した一方、決算が好感されたアメリカン・エキスプレスが大幅高となりダウ平均が上昇した。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視する12月個人消費支出(PCE)価格指数が予想を下回り、インフレ鎮静化期待が高まったことも支えとなった。
ダウ平均は朝方に51ドル安まで下落したものの、166ドル高まで上昇し、60.30ドル高(+0.16%)と小幅に2日続伸して終了。一方、前日まで6日続伸したS&P500は0.07%安と小幅に反落し、ナスダック総合も0.36%安と7日ぶりに反落した。
ダウ平均は4日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値では2日連続で過去最高値を更新した。
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