【前日の振り返り】
25日の日経平均は3日ぶり小幅反発。終値は9円高の36236円。まちまちの米国株を受けて、寄り付きは小幅安。前場では下を試す流れとなり、安いところでは下げ幅を300円超に広げる場面もあった。しかし、節目の36000円を割り込んだところでは押し目買いが入り、前場は2桁の下落で終えた。
指数に不安定な動きが見られた一方、値上がり銘柄は多かったことから、後場は売り圧力が和らぐ展開。値を戻して13時台にはプラス圏に浮上した。ただ、それで買いの勢いが盛り上がるわけではなく、かろうじてプラスを保った程度で取引を終えた。全体としては手がけづらさも意識される中で新興グロース株に資金が向かっており、グロース250指数が1%を超える上昇となった。
【きょうの見通し】
東京市場は一進一退か。米国株は上昇。ドル円は足元147円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて180円安の36040円、ドル建てが145円安の36075円で取引を終えた。
CME225先物は下落スタートを示唆している。米国株は3指数とも上昇したが、値動きは不安定であった。決算銘柄ではIBMは急伸した一方で、テスラは急落している。日経平均は37000円に接近した後に頭打ち感が出てきており、弱めのスタートが想定される。週末でもあり、利益確定売りが強めに出てくる展開も想定される。ただ、前日同様に押し目は拾われる公算が大きい。場中は強弱感が交錯し、終日方向感が定まらないと予想する。
日経平均の予想レンジは35800円-36400円。
【前日の振り返り】
25日の米国株は上昇。決算や弱い見通しが嫌気されたテスラが12%超下落したものの、10-12月期GDP速報値が予想を大きく上回ったことや、同期間のインフレデータが減速したことが支援となった。
ダウ平均はわずかに下落する場面もあったが、242.74ドル高(+0.64%)の38049.13ドルと3日ぶりに反発して終了。再び終値の最高値を更新した。S&P500は0.53%高と6日続伸し、5日連続で終値の最高値を更新した。ナスダック総合も0.18%高と小幅ながら6日続伸し、終値の最高値まで3.41%に接近した。ダウ平均採用銘柄は好決算を発表したIBMが9.49%高となったほか、ダウ・インク、キャタピラー、ウォルグリーンが3%超上昇し、3M、シェブロン、ベライゾンなども2%超上昇した。S&P500の11セクターはエネルギーなど9セクターが上昇し、一般消費財、ヘルスケアの2セクターが下落した。
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