【前日の振り返り】
22日の日経平均は大幅続伸。終値は583円高の36546円。19日の米国市場ではS&P500が2022年1月以来、2年ぶりに史上最高値を更新。ダウ平均も史上最高値を更新と、株式が強い動きを見せた。
これを好感して、寄り付きから300円を超える上昇。高く始まった後も買いが続き、早い時間に36500円台に乗せた。500円超上昇したところでいったん萎んだが、大きな失速もなく、しばらく36400円近辺でのもみ合いが続いた。後場も14時辺りまでは動意が乏しかったが、終盤にかけては改めて上を試しに行く展開。再び36500円台に乗せると引け間際には600円超上昇する場面もあり、高値圏で終了した。日経平均とTOPIXが昨年来高値を更新している。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ドル円は足元148円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて40円高の36650円、ドル建てが80円高の36690円で取引を終えた。
米国ではダウ平均とS&P500の史上最高値更新基調が続いており、日本株も連れ高の展開を予想する。本日は日銀金融政策決定会合の結果発表日で、前場は様子見姿勢が強まるだろう。
ただ、今回は政策の修正や変更があるとはみられておらず、結果を確認した後場はイベント通過で買いが入りやすいとみる。派手に上がるというよりは、下がりづらいといった地合いとなりそうだが、高値圏での利益確定売りをこなしながらプラス圏を意識した動きが続くと予想する。
日経平均の予想レンジは36400円-36800円。
【前日の振り返り】
22日の米国株は3日続伸。先週末にS&P500が2年2カ月ぶりに史上最高値を更新したことで先高観が一段と強まった。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ期待が後退しているものの、米10年債利回りが先週末の4.146%から一時4.075%まで低下したことも追い風となった。
ダウ平均は終日プラス圏で推移し、138.01ドル高(+0.36%)と3日続伸して終了。終値は38001.81ドルと史上初の38000ドル台乗せとなった。S&P500も0.22%高と3日続伸し、先週末に続いて取引時間中と終値の最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.32%高と3日続伸し、最高値まで4.34%に接近した。
S&P500の11セクターは資本財、不動産、金融、ITなど8セクターが上昇し、公益、一般消費財、生活必需品の3セクターが下落した。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
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