【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは様子見の動きとなっています。アジア時間は株価が上昇したこともあり1.0871ドルから1.0890ドルまで買戻されましたが、上値は限られています。市場参加者からは「昨日高値の1.0907ドルや一目転換線の1.0920ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「昨年11月22日の高値149.75円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、19時にラガルドECB総裁が講演します。22時30分には11月カナダ小売売上高が予定されています。24時には1月米ミシガン大消費者態度指数速報値、12月米中古住宅販売件数が公表されます。翌1時15分にはデイリー米SF連銀総裁が講演するほか、3時にはバーFRB副議長が討議に参加します。また、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が最終日を迎えます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は堅調な動きとなりました。朝方は一時147.94円まで値を下げる場面もみられましたが、仲値にかけては本邦実需の買いが観測されたほか、米長期金利が上昇するにつれて次第に下値を切り上げる展開に。昨日高値の148.30円を上抜けて一時148.47円まで値を上げました。17日の高値148.52円が目先の目処として意識されるなか、鈴木財務相がこのところの円安を牽制する発言をすると148.15円まで下押ししたものの、午後になって再び上値を試す展開に。17日の高値148.52円を上抜けると一時148.80円まで値を上げています。日経平均は寄付きから大幅な上昇。後場に入ってからは上げ幅を縮める動きもみられましたが、引けにかけては再び下値を切り上げる展開に。結局、497.10円高で週末の取引を終えています。
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