【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは底堅い動きとなっています。アジア時間は米長期金利の低下につれて上昇。昨日高値の1.0885ドルを上抜けて一時1.0907ドルまで値を上げました。市場参加者からは「一目転換線の位置する1.0920ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「昨日の欧州時間安値の147.57円が目先の下値目処」として意識されています。今日の経済指標では、18時に11月ユーロ圏経常収支、19時に11月ユーロ圏建設支出が発表されます。21時30分にはECB理事会議事要旨(12月14日分)が公表されるほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁が講演します。22時30分には12月米住宅着工件数、12月米建設許可件数、米新規失業保険申請件数、1月米フィリー指数が予定されています。翌00時15分にはラガルドECB総裁がパネルディスカッションに参加します。また、1時にはEIA週間在庫統計が明らかになります。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は上値の重い動きとなりました。朝方は一時148.25円まで値を上げる場面もみられましたが、仲値直前になって本邦輸出の売りが観測されると下落。一時147.87円まで下押ししました。その後は148.00円を挟んだ動きが続いていましたが、次第に売りが強まると147.69円まで下値を広げています。日経平均は106円安の安値で寄付いた後、一時250円を超える上昇となったものの、後場に入ってからは再び戻り売りに押される展開に。結局、11.58円安で取引を終えています。
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