【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは様子見の動きとなっています。アジア時間はドル円中心の相場展開となるなか1.0856ドルから1.0885ドルの狭いレンジ取引に終始しました。市場参加者からは「200日移動平均線の1.0848ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「一目雲上限の146.81円が下値の目処」として意識されています。今日の経済指標では、19時に12月ユーロ圏HICP改定値が発表されます。22時30分には12月米小売売上高、12月米輸入物価指数が予定されています。23時にはバーFRB副議長、ボウマンFRB理事が講演します。23時15分には12月米鉱工業生産指数が公表されます。翌00時15分にはラガルドECB総裁が講演します。3時には米20年債入札が実施されるほか、3時30分にはナーゲル独連銀総裁が講演します。また、4時にはベージュブックが公表されるほか、5時にはウィリアムズ米NY連銀総裁が講演します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。朝方は一時147.08円まで値を下げる場面もみられましたが、日経平均が寄付きから620円を超える大幅な上昇となるにつれて次第に下値を切り上げる展開に。昨日高値の147.31円や12月7日の高値147.32円を上抜けて一時147.48円まで値を上げました。12月6日の高値147.50円が目先の目処として意識されたほか、日経平均が上げ幅を急速に縮めると147.10円まで下押ししたものの、再び147.89円まで高値を更新するなど、神経質な動きとなっています。日経平均は先週末の幻のSQ値を上抜けて一気に値を上げたものの、その後は急速に上げ幅を消す動きに。引けにかけては下げ幅を拡大するなか、結局、141.43円安で取引を終えています。
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