【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは上値の重い動きとなっています。アジア時間は株価の下落や米長期金利の上昇などを受けて売りが先行。昨日安値の1.0934ドルを下抜けて一時1.0913ドルまで値を下げました。市場参加者からは「5日の安値1.0877ドルが目先の下値目処」との声も聞かれています。ドル円は「11日の高値146.41円や12月11日の高値146.59円、一目雲上限の146.81円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、19時に1月独ZEW景況感指数が予定されています。22時15分には12月カナダ住宅着工件数が公表されます。22時30分には12月カナダCPI、1月米NY連銀製造業景気指数が明らかになります。また、24時にはベイリーBOE総裁が議会証言するほか、翌1時にはウォラーFRB理事が講演します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。朝方は日経平均の下落につれて一時145.59円まで値を下げる場面もみられましたが、休場明けの米10年債利回りが大幅に上昇して始まると次第に下値を切り上げる展開に。昨日高値の145.94円や一目雲下限が位置する145.96円を上抜けると一時146.20円まで値を上げました。その後は145.94円まで下押す場面もみられましたが、下値も限定的。再び146.27円まで上昇するなど、底堅い動きとなっています。日経平均は寄付から36000円台を回復出来なったことから利食い売りが先行。一時310円を超える下落となりました。その後は下げ幅を縮める場面もみられましたが、結局、282.61円安で取引を終えています。
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