【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは様子見の動きとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.0969ドルから1.0985ドルのレンジにとどまりました。市場参加者からは「昨日高値の1.0996ドルや5日の高値1.0998ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「10日の安値144.32円がサポートレベル」として意識されています。今日の経済指標では、16時45分に12月仏CPI改定値、11月仏消費支出が発表されます。21時30分にはレーンECB専務理事が講演します。22時30分には12月米PPIが予定されています。また、24時にはカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が講演します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方は昨日安値の145.14円を下抜けると目先のSLをつけるかたちで下落。一時144.95円まで値を下げました。11月国際収支で貿易赤字が予想よりも増加していたことから買戻されたほか、米長期金利の上昇につれて一時145.41円まで値を上げたものの、戻りも限定的。午後に入ってからは再び144.85円まで値を下げました。その後は「日銀の物価見通し下方修正の可能性」が関係者の話として報じられたことから145.25円まで値を戻すなど、神経質な動きが続いています。日経平均は寄付からSQに絡む売買が交錯して荒い値動き。寄付きから一気に790円近い急騰となったものの、その後は上げ幅を半減する動きに。引けにかけては再び下値を切り上げる展開となりましたが、結局、527.25円高で週末の取引を終えています。
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