【前日の振り返り】
10日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は678円高の34441円。米国株は3指数がまちまちで終えたが、ナスダック高にグロース株が好反応を示して3桁上昇スタート。節目の34000円を前にしてはいったん足踏みしたが、早い時間にこれを超えると、その後は買いが買いを呼ぶ流れになった。幅広い業種が上昇し、前場のうちに上げ幅を600円超に拡大。後場には700円超上昇して34500円を上回る場面もあった。終値では34500円を下回ったものの、600円を超える上昇で取引を終了。TOPIXが昨年来の高値を更新した。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。米国株は上昇。米株高を受けて為替はドル高・円安に振れており、ドル円は足元145円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて415円高の34865円、ドル建てが450円高の34900円で取引を終えた。
本日は米12月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されているが、それを前にしても米国株は強かった。CPIは結果によっては長期金利の上昇を呼び込む可能性もあるが、ナスダックは4日続伸している。米国で物価指標に対する警戒が高まっていないことから、日本株は米国株の上昇を強く好感する流れになると予想する。
日経平均はきのう節目の34000円を大きく上回ったが、CME225先物はかなりの高寄りを示唆しており、きょうは35000円台乗せもあるかという状況。買い手は勢いづき、売り手は委縮する中、場中も上を試しやすい流れが続くだろう。
日経平均の予想レンジは34700円-35200円。
【前日の振り返り】
10日の米国株は上昇。翌日の米12月CPIや金曜日の米12月PPIの発表を控え様子見姿勢が強まったものの、見通しを上方修正したインテューイティブ・サージカルや増配を発表したレナーが大幅高となったほか、エヌビディアが連日で上場来高値を更新し、アナリストが投資判断を引き上げたメタ・プラットフォームズも大幅高となりハイテク株を中心に上昇した。
前日に157ドル安と4日ぶりに反落したダウ平均はほぼ横ばいでスタートしたものの、終盤に215ドル高まで上昇し、170.57ドル高(+0.45%)の37695.73ドルで終了。1月2日に付けた終値の最高値37715.04ドルに再び肉薄した。S&P500も終盤に上昇幅を拡大し、0.57%高と反発。ハイテク株主体のナスダック総合は0.75%高と4日続伸した。
S&P500の11セクターはコミュニケーション、ITなど7セクターが上昇し、エネルギー、素材など4セクターが下落した。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
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