【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは底堅い動きとなっています。アジア時間は昨日高値の1.0973ドルを上抜けて一時1.0989ドルまで値を上げました。市場参加者からは「5日の高値1.0998ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「昨日海外時間の安値144.77円がサポートレベル」として意識されています。今日の経済指標では、21時に12月ブラジルIBGE消費者物価指数、11月メキシコ鉱工業生産が発表されます。22時30分には12月米CPI、米新規失業保険申請件数が予定されています。翌2時40分にはバーキン米リッチモンド連銀総裁が講演します。3時には米30年債入札が実施されます。また、4時には12月米月次財政収支が公表されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は頭の重い動きとなりました。朝方は日経平均先物が35000円台まで上昇するなか一時145.81円まで値を上げる場面もみられましたが、昨日高値の145.83円が戻りの目処として意識されたほか、本邦輸出の売りが断続的に持ち込まれると次第に上値を切り下げる展開に。今夜発表予定の米CPIを前にしたポジション調整の売りも観測されるなか一時145.33円まで値を下げました。その後は145.59円まで買い戻されたものの、午後になって再び145.28円まで値を下げる場面もあるなど、神経質な動きとなっています。日経平均は寄付から大幅に値を上げる展開。後場に入って一時700円を超える上昇となりました。結局、608.14円高で取引を終えています。
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