【前日の振り返り】
22日の日経平均は小幅反発。終値は28円高の33169円。米国株高を受けて、寄り付きは3桁の上昇。ただ、開始直後に上げ幅を200円超に広げた後は上値が重くなった。買い一巡後は、上げ幅を縮めてはやや戻し、しばらく横ばいで推移して後場に入って再び上げ幅を縮小と、値を消す流れが継続。一度も下げに転じることはなかったものの、小幅な上昇かつ安値圏で取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は小動きか。先週末の米国株はまちまち。ドル円は足元142円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて210円高の33270円、ドル建てが265円高の33325円で取引を終えた。
本日の米国はクリスマスにより休場となるが、それを前に22日は3指数とも目立った動意が限られた。日本株も市場参加者の減少が予想される中、小動きかつ、方向感に欠ける展開を予想する。
CME225先物からはやや強めのスタートが想定されるが、日経平均は21日、22日と陰線が並んでおり、高くなれば上値が抑えられやすい。一方、25日線(33172円、22日時点)より下では買いが入ると期待できる。
CME225先物に寄せてやや強めに始まった後は値幅が出る一握りの銘柄の売買だけが盛り上がり、全体では早々にこう着感が強まるだろう。
日経平均の予想レンジは33100円-33350円。
【前日の振り返り】
22日の米国株は高安まちまち。ナイキの急落がダウ平均の重しとなったものの、FRBが注目するインフレ指標が予想を下回る伸びとなったことで、インフレ鎮静化見通しや、来年の早期利下げ転換期待が一段と高まり幅広い銘柄が上昇した。
ダウ平均は130ドル高まで上昇する場面もあったが、18.38ドル安(-0.05%)とわずかながら反落して終了。一方、S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.17%高、0.19%高で終了し、ともに2日続伸した。S&P500は取引時間中の史上最高値まで0.95%に迫り、終値の最高値までは0.87%に迫った。週間ではダウ平均が0.22%高、S&P500が0.75%高、ナスダック総合が1.21%高となり、3指数がそろって8週続伸。S&P500は2017年以来、ダウ平均も2019年以来の長期連騰を記録した。
S&P500の11セクターは一般消費財(-0.65%)を除く10セクターが上昇した。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
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