【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.0951ドルから1.0985ドルの狭いレンジ取引となりました。市場参加者からは「昨日高値の1.0987ドルや14日の高値1.1009ドルが上値の目処」との声も聞かれています。ドル円は「終値ベースで一目均衡表転換線の143.78円がポイント」として意識されています。今日の経済指標では、18時に10月ユーロ圏経常収支、19時に10月ユーロ圏建設支出が発表されます。22時30分には7‐9月期米経常収支が予定されています。23時にはレーンECB専務理事が講演します。24時には12月ユーロ圏消費者信頼感指数速報値、11月米中古住宅販売件数、12月米消費者信頼感指数が公表されます。翌00時30分にはEIA週間在庫統計が明らかになるほか、3時には米20年債入札が実施されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方はゴトー日とあって本邦実需の買いが先行。日本国債の利回りが大幅な低下となるにつれて一時144.10円まで値を上げました。その後は、仲値直前になって輸出の売りが持ち込まれたほか、米長期金利が低下したこともあり一時143.37円まで下押すなど神経質な動きを繰り返しています。日経平均は寄付きから一時600円を超える大幅な上昇。後場に入ってからは年初来高値を意識した動きとなりましたが、結局、456.55円高で取引を終えています。
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