【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.0892ドルから1.0920ドルのレンジ取引にとどまりました。市場参加者からは「先週末安値の1.0889ドルや14日の安値1.0874ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「200日MAの位置する142.57円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、18時に12月独Ifo企業景況感指数が発表されます。19時30分にブロードベントBOE副総裁、19時45分にブイチッチクロアチア中銀総裁、21時にウンシュベルギー中銀総裁、22時30分にシュナーベルECB専務理事が講演します。また、24時には12月全米NAHB住宅市場指数が予定されているほか、レーンECB専務理事が講演します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。週明け早朝のオセアニア市場では一時142.06円まで値を下げる場面もみられましたが、その後は本邦実需の買いが観測されると先週末NY時間の高値142.45円を上抜けて一時142.46円まで買戻されました。上値では先週末高値の142.47円が目先の目処として意識されたほか、仲値直前になって輸出の売りが持ち込まれると142.07円まで下押し。午後にかけては142.08‐38円の狭いレンジ取引に終始しています。日経平均は寄付きから一時430円近い下落となりました。後場に入ってからは下げ幅を縮めたものの、結局、211.57円安で週明けの取引を終えています。
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