【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間はFOMCを直前に控えているとあって、1.0790ドルを挟んだ方向感の乏しい動きが続きました。市場参加者からは「200MAの1.0826ドルや昨日高値の1.0827ドルがレジスタンスレベル」との声も聞かれています。ドル円は「昨日高値の146.18円が戻りの目処」として意識されています。今日の経済指標では、17時に11月南アCPI、19時に10月ユーロ圏鉱工業生産、20時に10月南ア小売売上高が発表されます。22時30分には11月米PPIが予定されています。翌0時30分にはEIA週間在庫統計が明らかになります。4時にはFOMCが政策金利を決定するほか、「経済・金利見通し」を公表します。4時30分にはパウエルFRB議長が定例記者会見を行います。また、6時30分にはブラジルが政策金利を決定します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。朝方は戻り売りが先行。一時145.19円まで値を下げる場面もみられましたが、一目均衡表転換線の位置する145.03円が目先の目処として意識されたほか、仲値にかけては本邦実需の買いが断続的に観測されると145.60円まで買い戻されました。その後は145.32円まで下押ししたものの、下値も限定的。再び145.99円まで値を上げています。日経平均は寄付きから一時260円を超える上昇となりましたが、後場に入ってからは上げ幅を縮める動きに。結局、82.65円高で取引を終えています。
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