【前日の振り返り】
6日の日経平均は4日ぶり大幅反発。終値は670円高の33445円。米国株は3指数がまちまちとなったが、米長期金利の低下やナスダック高を好感して、3桁上昇スタート。開始早々に節目の33000円を上回った。買いの勢いは緩まず、前場のうちに前日の下げ分を埋めると、上げ幅を500円超に拡大。前日に大きく売られた半導体株には戻りが甘いものも散見されたが、全体ではいったんの底打ち期待が高まり、幅広い銘柄に買いが入った。後場は33300円台でしばらくもみ合った後、じわじわと上げ幅を広げて33400円台に到達。600円を超える上昇となり、高値圏で取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は軟調か。米国株は下落。ドル円は足元147円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて290円安の33160円、ドル建てが280円安の33170円で取引を終えた。
きのうの日経平均は600円を超える上昇。上昇をけん引したのはアドバンテストやディスコ、レーザーテックなど前日に売られていた半導体株。ただ、昨晩の米国でインテルやマイクロソフト、アップルなどハイテク株が下落したこともあり、きょうの半導体株は売り先行となり、全体相場もそれに引きずられることになるだろう。CME225先物も弱めのスタートを示唆している。
SQ週ということもあり、おととい、きのうと日経平均には大きめの値幅が出たが、買い戻しの動きはきのうで一巡したと思われる。きょうは素直に下落スタート、その後はあすのメジャーSQや米雇用統計を控え、様子見姿勢が強まると予想する。日経平均の予想レンジは33000円-33400円。
【前日の振り返り】
6日の米国株は下落。米11月ADP民間部門雇用者数や米7-9月期単位労働コスト改定値が予想を下回ったことを好感し上昇してスタートした。しかし、週末金曜日発表の米11月雇用統計を控えた様子見姿勢が強まったほか、11月からの大幅高でハイテク株中心に持ち高調整の動きも見られた。
ダウ平均は朝方に168ドル高まで上昇し、取引時間中の年初来高値を更新したが、70.13ドル安(-0.19%)と小幅に3日続落して終了。S&P500も0.52%高まで上昇後、0.39%安で終了し3日続落した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.69%高まで上昇後、0.58%安と反落した。
S&P500の11セクターは公益、資本財など3セクターが上昇し、エネルギー、IT、金融、コミュニケーション、不動産など8セクターが下落した。
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