【前日の振り返り】
6日の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。終値は前日比0.83%高の16463.26ポイントだった。中国企業指数は0.97%高の5663.92ポイント。メインボードの売買代金は概算で988億6000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いたものの、ほどなくして切り返し、その後はプラス圏でもみ合った。前日まで3営業日続落し、終値ベースで約1年1カ月ぶりの安値を連日で更新した後とあって、値ごろ感の強まった銘柄を買い戻す動きが優勢。もっとも、後場に上海総合指数に追随して上げ幅を急拡大する場面もあったが、勢いは続かなかった。今週は7日に中国の貿易統計、8日に米国の雇用統計、9日に中国の物価統計が発表されることから、様子見気分が上値を抑えた。
【きょうの見通し】
7日の香港市場は前日のNY市場が下落した流れを引き継いで軟調に推移するか。8日に米雇用統計、9日に中国の物価統計がそれぞれ発表される予定で、様子見ムードも強まりそうだ。一方、きょうは中国の貿易統計が発表される予定で、結果によっては相場の波乱要因となる可能性もある。
ハンセン指数は前日に4営業日ぶりに反発したものの、約1年1カ月ぶりの安値水準とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが期待できそうだ。ただ、ムーディーズは5日、中国の信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げると発表。中国側は財政部に続いて国家発展改革委員会や外交部も声明を発表し、長期的な安定成長の実現に向けて自信を示したものの、不動産企業の債務問題や地方政府の財務問題などを背景に景気減速への警戒感は依然として強い。
【前日の振り返り】
6日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。終値は前日比0.11%安の2968.93ポイントだった。深セン成分指数は0.66%高の9533.25ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8170億3900万元だった。
上海総合指数は、前場は前日終値を挟んでもみ合った。後場に入って上げ幅を拡大する場面もあったが、勢いは続かず、終値で10月24日以来、約6週間ぶりの安値を連日で更新した。最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったが、今週は7日に中国の貿易統計、8日に米国の雇用統計、9日に中国の物価統計が発表されるとあって、様子見ムードも強く、相場の重しとなった。セクター別では、漢方薬や医薬品販売、風力発電設備などが売られた半面、バッテリー素材とゲームが全面高。不動産開発も買われた。
A株市場では、ペトロチャイナ(601857)や上海汽車集団(600104)、中国農業銀行(601288)、浙江世宝(002703)などの下落が目立った。半面、最大6億元の自社株買い計画を決めた国軒高科(002074)が4%超上昇。奥飛娯楽(002292)や隆基緑能科技(601012)、保利発展控股集団(600048)も高かった。
上海B株指数は0.85%高の227.34ポイント、深センB株指数は0.26%高の1070.63ポイント。
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