【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは頭の重い動きとなっています。アジア時間は全般ドル買いの流れとなるなか、昨日安値の1.0716ドルを下抜けて一時1.0700ドルまで下押ししています。市場参加者からは「10月24日の高値1.0694ドルが目先の下値目処」との声も聞かれています。ドル円は「3日の高値150.55円や2日の高値150.97円が戻りの目処」として意識されています。今日の経済指標では、19時に9月ユーロ圏PPIが発表されます。22時30分には9月米貿易収支が予定されています。翌3時には米3年債入札が実施されます。また、22時にグールズビー米シカゴ連銀総裁、23時15分にバーFRB副議長、23時50分にシュミッド米カンザスシティ連銀総裁、24時にウォラーFRB理事、翌2時にウィリアムズ米NY連銀総裁、3時30分にローガン米ダラス連銀総裁、4時30分にナーゲル独連銀総裁がそれぞれ講演します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。朝方は一時149.94円まで値を下げる場面もみられましたが、その後は次第に下値を切り上げる展開に。本邦実需の買いが断続的に持ち込まれたほか、ユーロドルや豪ドル米ドルが売られるなど、全般ドル買いの流れとなるなか150.40円まで値を上げています。また、豪ドル円は荒い値動き。RBAが予想通り0.25%の利上げを決定したものの、豪金利が低下。97.59円まで上昇した直後から96.58円まで売り込まれるなど、乱高下となっています。日経平均は寄付きから下落。後場に入っても安値を更新するなど弱含みの動きとなりました。結局、436.66円安で取引を終えています。
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