【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは底堅い動きとなっています。アジア時間は全般ドル売りの流れとなるなか昨日高値の1.0581ドルを上抜けて一時1.0602ドルまで値を上げました。市場参加者からは「10月31日の高値1.0657ドルや10月24日の高値1.0694ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「終値ベースで一目均衡表転換線の位置する150.27円がポイント」として意識されています。今日の経済指標では、17時55分に仏、55分に独、18時にユーロ圏の10月製造業PMI改定値が予定されています。17時55分には10月独雇用統計も同時に予定されています。21時には英MPCが政策金利を議事要旨とともに決定します。21時30分にはベイリーBOE総裁が記者会見するほか、7-9月期米非農業部門労働生産性速報値、米新規失業保険申請件数が公表されます。23時には9月米製造業新規受注が明らかになります。また、ブラジルとメキシコは休場となっています。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は売られる展開となりました。早朝からポジション調整の売りが先行。3連休前とあって輸出の売りが断続的に観測されたほか、米長期金利が低下したことから昨日安値の150.66円を下抜けて一時150.15円まで値を下げました。引き続き介入への警戒感が強いなか、じりじりと値を下げました。午後になってからは、実需の売りが止まると150.47円まで買い戻されています。日経平均は寄付きから480円を超える大幅な上昇となりましたが、後場に入ってからは連休前とあって上げ幅を縮める動きに。結局、348.24円高で今週最後の取引を終えています。
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