【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは様子見の動きとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.0553ドルから1.0570ドルの極めて狭いレンジ取引となりました。市場参加者からは「昨日高値の1.0574ドルや25日の高値1.0607ドルがレジスタンスレベル」との声も聞かれています。ドル円は「昨日安値の149.96円や一目均衡表転換線の149.81円が下値の目処」として意識されています。今日の経済指標では、21時に9月メキシコ貿易収支が発表されます。21時30分には9月米個人消費支出、9月米個人所得、9月米PCEコアデフレータが予定されています。22時にはバーFRB副議長があいさつします。23時には10月米ミシガン大消費者態度指数確報値が公表されます。また、EU首脳会議がブリュッセルで最終日を迎えるほか、週末29日には欧州が冬時間に移行します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は頭の重い動きとなりました。朝方は一時150.41円まで値を上げる場面もみられましたが、NY時間の高値150.50円が戻りの目処として意識されると次第に上値を切り下げる展開に。一時150.14円まで下押ししました。その後は150.25円まで買い戻されたものの、再び150.08円まで値を下げるなど、全般狭いレンジでの神経質な動きとなっています。日経平均は寄付きから上昇。一時480円近い上昇となりました。後場に入ってからは上げ幅を縮めたものの、結局、389.91円高で週末の取引を終えています。
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