【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは上値の重い動きとなっています。アジア時間は米長期金利が上昇したほか、ドル円の上昇につれて戻り売りが先行。昨日安値の1.0566ドルを下抜けて一時1.0533ドルまで値を下げました。市場参加者からは「18日の安値1.0523ドルが目先の下値目処」との声も聞かれています。ドル円は「2022年10月21日の高値151.95円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、20時にトルコ中銀が政策金利を決定します。21時15分にはECB定例理事会が政策金利を決定します。21時30分には7‐9月期米GDP速報値、9月米耐久財受注額、米新規失業保険申請件数が予定されています。21時45分にはラガルドECB総裁が定例記者会見を行います。22時にはウォラーFRB理事があいさつします。23時には9月米住宅販売保留指数が公表されます。また、翌2時には米7年債入札が実施されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は荒い値動きとなりました。朝方は利食い売りから一時150.04円まで値を下げる場面もみられましたが、仲値に向けては本邦実需の買いが観測されると次第に下値を切り上げる展開に。昨日高値の150.32円を上抜けると一時150.78円まで年初来高値を更新しました。上値では介入警戒感が高まるなか、まとまった売りが持ち込まれ149.96円まで急落する場面がありましたが、すぐに150円台半ばまで切り返しています。日経平均は寄付きから大幅な下落。後場に入ってからも安値を更新するなど、弱含みの推移となりました。結局、668.14円安で取引を終えています。
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