【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは様子見となっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.0589ドルから1.0607ドルの取引にとどまりました。市場参加者からは「昨日安値の1.0583ドルや20日の安値1.0565ドルが目先の下値目処」との声も聞かれています。ドル円は「3日の高値150.16円が重要なレンジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、17時に10月独Ifo企業景況感指数が発表されます。23時にはBOCが政策金利を決定するほか、9月米新築住宅販売件数が予定されています。23時30分にはEIA週間在庫統計が公表されます。翌2時には米5年債入札が実施されるほか、ラガルドECB総裁が講演します。また、5時35分にはパウエルFRB議長があいさつします。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方から149円台後半での狭いレンジ取引に終始。ゴトー日とあって仲値に向けては本邦実需の買いが観測されると149.92円まで値を上げる場面もみられましたが、昨日高値の149.93円や23日の高値150.11円が目先の目処として意識されると149.80円まで下押ししました。市場では150.00円に設定されているオプションを意識する向きも多く、いずれにしても様子見気分の強い動きとなっています。日経平均は寄付きから値を上げる展開。400円以上買われて前場を高値引けしました。後場に入ってからもしばらくは高値圏でのもみ合いが続きましたが、引けにかけては上げ幅を縮める動きに。結局、207.57円高で取引を終えています。
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