【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は、目先材料不足のなか1.0565ドルから1.0587ドルの極めて狭いレンジにとどまりました。市場参加者からは「昨日高値の1.0616ドルや12日の高値1.0640ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「昨日高値の149.96円や3日の高値150.16円が上値の目処」として意識されています。今日の経済指標では、21時30分に8月カナダ小売売上高が発表されます。翌1時15分にはメスター米クリーブランド連銀総裁が講演します。また、米・EU首脳会談がワシントンで開催されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方に一時149.74円まで値を下げる場面もみられましたが、昨日安値の149.68円が目先の目処として意識されたほか、週末のゴトー日とあって本邦実需の買いが観測されると次第に下値を切り上げる展開に。鈴木財務相が目立った円安牽制発言をしなかったことも買戻しを後押し。一時149.94円まで値を上げました。その後は昨日高値の149.96円が意識されたほか、米長期金利が低下していることもあり149.82円まで下押しました。ただ、午後に入ってからは149.95円まで再び下値を切り上げるなど、全般狭いレンジ内での神経質な動きが続いています。日経平均は寄付きから一時330円を超える下落となったものの、後場に入ってからは買い戻される展開。結局、171.26円安で週末の取引を終えています。
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