【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は、1.0528ドルから1.0543ドルの極めて狭いレンジにとどまりました。市場参加者からは「昨日安値の1.0523ドルが目先の下値目処」との声も聞かれています。ドル円は「昨日高値の149.94円や3日の高値150.16円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、17時に8月ユーロ圏経常収支が発表されます。21時30分には9月カナダ鉱工業製品価格、9月カナダ原料価格指数、米新規失業保険申請件数、10月米フィリー指数が予定されています。22時にはジェファーソンFRB理事が挨拶します。23時には9月米中古住宅販売保留指数、9月米景気先行指標総合指数が公表されます。また、翌1時にはパウエルFRB議長が講演するほか、2時20分にはグールズビー米シカゴ連銀総裁、2時30分にはバーFRB副議長、5時にはボスティック米アトランタ連銀総裁が発言します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方に公表された9月貿易収支で季節調整前の数字が予想外の黒字となったことから下落。一時149.67円まで値を下げる場面みられましたが、NY時間の安値149.63円が目先の目処として意識されたほか、本邦実需の買いが観測されると149.84円まで買い戻されました。その後は米10年債利回りが上昇するなか、下値の堅い動きが続いています。日経平均は寄付きから大幅な下落。後場に入っても安値を更新する動きとなりました。結局、611.63円安で取引を終えています。
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