【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は、目先材料不足のなか1.0561ドルから1.0594ドルの狭いレンジ取引に終始しました。市場参加者からは「昨日安値の1.0533ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「3日の高値150.16円が重要な戻りの目処」として意識されています。今日の経済指標では、17時に9月南アCPI、18時に9月ユーロ圏HICP改定値、8月ユーロ圏建設支出が発表されます。21時30分には9月米住宅着工件数、9月米建設許可件数、23時30分にはEIA週間在庫統計が予定されています。翌1時にウォラーFRB理事、1時30分にウィリアムズ米NY連銀総裁、2時にボウマンFRB理事、バーキン米リッチモンド連銀総裁が発言します。3時にはベージュブックが公表されるほか、4時15分にはハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が講演します。また、5時には8月米対米証券投資動向が明らかになります。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方に一時149.84円まで値を上げる場面もみられましたが、昨日高値の149.85円が戻りの目処として意識されると次第に上値を切り下げる展開に。日本国債利回りが0.8%台に上昇。日銀が臨時の国債買入れオペを通知したものの、戻りも限定的となると149.49円まで下押ししました。NY時間の安値149.36円が目先の下値目処として意識されると再び149.70円まで買い戻されるなど、神経質な動きを繰り返しています。日経平均は寄付きから上値の重い動き。一時170円を超える下落となりました。ただ、後場に入ってからは急速に買い戻されるとプラス圏を回復。結局、1.96円高で取引を終えています。
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