【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は、目先ポジション調整の動きに終始。1.0507ドルから1.0538ドルの取引にとどまりました。市場参加者からは「昨日安値の1.0496ドルが目先の下値目処」との声も聞かれています。ドル円は「先週末と12日の高値149.83円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、17時30分にピル英MPC委員が講演します。18時には8月ユーロ圏貿易収支が発表されます。21時30分には8月カナダ卸売売上高、8月カナダ製造業出荷、10月米NY連銀製造業景気指数が予定されています。23時30分にはハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、翌5時10分にはウッズBOE副総裁が講演します。また、ユーロ圏財務相会合が開催されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。週末から中東の地政学リスクに対する警戒感が益々高まるなか、週明け早朝のオセアニア市場では先週末の安値149.46円を下抜けて一時149.32円まで値を下げる場面もみられましたが、本邦実需の買いが引き続き観測されると149.63円まで買い戻されました。その後は米長期金利が大幅に上昇する一方、日経平均が大幅な下落。神経質な動きが続くなか149.38円まで下押しましたが、下値は限られています。日経平均は寄付きから売りが先行。後場に入ってからも弱含みの動きが続くなか、下げ幅を拡大しました。結局、656.96円安で週明けの取引を終えています。
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