【前日の振り返り】
13日の日経平均は大幅続落。終値は311円安の27832円。10日の米国市場は、シリコンバレーバンクの経営破綻などから、株安、長期金利急低下、ドル安とリスクオフの動きとなった。
これを受けて200円超下げて始まると、前場では下値模索の展開。金融株や自動車株が大きく崩れ、安いところでは500円超下げる場面もあった。一方、27600円台までで売りは一巡。後場に入ると下げ渋り、緩やかながら戻りを試しに行った。結局、300円を超える下落とはなったものの、大引け間際に後場の高値をつけた。
【きょうの見通し】
東京市場は軟調か。米国株はまちまち。米長期金利は低下基調が続き、為替市場ではドル安・円高が進行。ドル円は足元133円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて490円安の27160円、ドル建てが415円安の27235円で取引を終えた。
米国株は金融株以外は落ち着きを取り戻しつつあるものの、金融株は下げが深刻。新たに破たんした企業も出てきており、日本株は警戒ムードの強い地合いを予想する。
FRBの利上げ見送り観測により、本日発表される米2月消費者物価指数に対する警戒は低下するが、それでも同指標が強かった場合には米株市場の混乱も予想される。円安が期待しづらくなったこともアゲインストの流れ。金融株は売りが続き、その他の銘柄は様子見となることで、全体としては下押し圧力の強い時間帯が続くだろう。
日経平均の予想レンジは27450円-27650円
【日経平均株価】
【前日の振り返り】
13日の米国株は高安まちまち。先週のシリコンバレーバンクに続いてシグネチャー・バンクも経営破綻したことで金融株が続落したものの、FRBが3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの観測が支えとなった。
ダウ平均は一時284ドル安まで下落後、90.50ドル安(-0.28%)と5日続落して終了し、S&P500も0.15%安と小幅に3日続落した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.45%高と3日ぶりに反発した。
S&P500の11セクターは金融、エネルギー、素材など4セクターが下落した一方、不動産、公益、ヘルスケア、ITなど7セクターが上昇した。ダウ平均採用銘柄はアムジェン、マイクロソフトが2%超上昇したものの、アメリカン・エキスプレスが4.87%安、ゴールドマン・サックスが3.71%安となり2銘柄でダウ平均を133ドル押し下げた。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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