【前日の振り返り】
3日の日経平均は大幅反発。終値は428円高の27927円。米国株高を好感して、寄り付きから3桁の上昇。要人発言から次回FOMCの大幅利上げに対する警戒が後退しており、バリュー株だけでなくグロース株にも資金が向かった。
高く始まってしばらくは27700円近辺でもみ合ったが、全面高の様相が強まる中、前場のうちに27900円台に到達。後場は上昇ピッチは鈍ったものの、じり高基調が続いた。
高値は27961円までで28000円にはあと一歩届かなかったが、終値でも400円を超える上昇。TOPIXは終日2000pより上で推移しており、こちらも高値圏で終了した。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ドル円は足元136円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて305円高の28205円で取引を終えた。
米国株高を受けて、日本株も水準を切り上げる展開を予想する。先週金曜10日の日経平均は400円を超える上昇で27900円台に乗せた。CME225先物からは節目の28000円を大きく上回るスタートが想定され、もみ合い上放れによる追随買いが入りやすい。
米国ではアップルやアマゾンなど主力グロース株が大幅高となっており、指数と連動しやすいハイテク株が上昇の先導役になると見込まれる。ドル円は円高方向に振れているが、135~136円レベルであれば米国株上昇の好影響の方が勝る。売りを出しづらい地合いが醸成され、米株同様に場中は上を試す地合いが続くだろう。
日経平均の予想レンジは28100円-28400円
【日経平均株価】
【前日の振り返り】
3日の米国株は大幅続伸。3月米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が後退し、米10年債利回りが節目の4%を割り込んだことが米国株の支援となった。
ダウ平均は終日プラス圏で推移し、387.4ドル高(+1.17%)とほぼ一日の高値で終了。S&P500も1.68%高まで上昇後、1.61%高で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.06%高まで上昇し、1.97%高で終了。ダウ平均は3日続伸し、S&P500とナスダック総合がともに2日続伸した。
前日に4.09%台まで上昇した米10年債利回りは3.95%台に低下した。
業種別では、S&P500の全11セクターが上昇。ハイテク・セクターのIT、一般消費財、コミュニケーションがそろって2%超上昇し、公益、不動産、金融も1.6%超上昇した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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