【前日の振り返り】
3月に入り1日の日経平均は続伸。終値は70円高の27516円。米国株安を嫌気して下落して始まると、序盤は下げ幅を広げて戻してまた売られと、不安定な動きが続いた。しかし、27300円は割り込まず、開始一時間程度で下げ止まって反転。値を戻して前引け間際にプラス圏に浮上した。
後場は一度もマイナス圏に沈むことなく、じり高の展開。27500円近辺では売り買いが交錯したが、地合いが改善して値上がりに転じる銘柄も増える中、終値でも27500円を上回った。TOPIXやグロースコア指数も後場に入ってプラス転換。一方、マザーズ指数は下落で終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ドル円は足元136円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて45円安の27485円で取引を終えた。
まちまちの米国株を受けて、日本株は上にも下にも動けないと予想する。2月のISM製造業景気指数は市場予想を下回ったが、同製造業価格指数が強い結果となったことが、米10年債利回りの上昇要因となった。ただ、米国株が大きく崩れることはなかった。市場が注目しているのは来週3月10日の2月雇用統計で、これを見極めるまではポジションを売りにも傾けづらいということだろう。
上値は重いとみるものの、金利上昇局面で買われやすい景気敏感株は堅調が期待でき、指数は現状株価近辺で様子見ムードの強い地合いが続くと予想する。
日経平均の予想レンジは27400円-27650円
【日経平均株価】
【前日の振り返り】
1日の米国株は高安まちまち。強い中国の経済指標を受けてエネルギー、素材などの景気敏感株が上昇した一方、米10年債利回りが一時4%を上回り、約4カ月ぶりの水準まで上昇したことで、ハイテク・グロース株や高配当利回り株が下落した。
ダウ平均は5.14ドル高(+0.02%)と、わずかながらプラス圏で終了したものの、S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.47%安、0.66%安と2日続落した。
米10年債利回りは前日の3.91%台から一時、4.01%まで上昇し、3.99%台で終了。注目された米2月ISM製造業購買担当者景気指数 (PMI)は47.7と市場予想の48.0を下回ったものの、同製造業価格指数が予想の45.1を上回る51.3と強い結果となったことや、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が3月のFOMCで0.25%または0.50%の利上げにオープンだと発言したことも利上げの長期化見通しを強めた。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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