【前日の振り返り】
21日の日経平均は反落。終値は58円安の27473円。米国株は休場で欧州株やドル円は小動きと新たな手掛かりに乏しい中、50円程度下げて始まった。前場では、プラス転換した後に売り込まれて下げ幅を3桁に広げ、そこから急速に持ち直すなど、不安定な地合いが続いた。
後場は値動きは落ち着いたものの27500円より上が重く、じりじりと水準を切り下げる展開。後場の安値圏で取引を終えた。日経平均より値持ちが良かったTOPIXも、終盤に崩れて小幅な下落で終了した。
【きょうの見通し】
東京市場は軟調か。休場明けの米国株は下落。ドル円は米金利上昇を受けてドル高・円安に振れており、足元134円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて195円安の27255円、ドル建てが190円安の27260円で取引を終えた。
米国株の大幅安を嫌気して売りに押される展開を予想する。東京市場はあす23日が休場で、弱い米国株を受けてリスク回避ムードが強まるだろう。ただ、米国動向から予想される投資行動はグロース株の売りで、金融株などは相対的に値を保つ可能性が高い。
日本では足元グロース株は敬遠されており、米国の経済指標は強いものが多いかもしれないということはある程度織り込みが進んでいる。そのため、米国株ほど厳しい下げにはならないとみる。25日線(27364円、21日時点、以下同じ)や75日線(27305円)より下では押し目買いが期待でき、26週線(27234円)もサポートとして機能するだろう。
日経平均の予想レンジは27200円-27450円
【日経平均株価】
【前日の振り返り】
21日の米国株は大幅安。米10年債や米2年債利回りが昨年11月以来の水準に上昇したことや、小売り大手のホーム・デポの決算やガイダンスが予想を下回ったことでセンチメントが悪化した。
ダウ平均は697.1ドル安(-2.06%)と大幅に反落し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ2.00%安、2.50%安と大幅に3営業日続落した。
業種別ではS&P500の全11セクターが下落。一般消費財が3.34%安となったほか、IT、コミュニケーション、資本財、金融も2%超下落した。
寄り前に発表されたホーム・デポの11-1月期決算は売上高が市場予想を下回り、2023年度通期が減益になるとの見通しも嫌気され株価は7.06%下落した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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