【前日の振り返り】
16日の日経平均は反発。終値は194円高の27696円。米国株高や円安進行を受けて、寄り付きから3桁の上昇。高く始まった後は27700円を超えてくると上値が重くなった一方、値を消しても27500円台に入ると買いが入った。上にも下にも動きづらくなって27600円台でもみ合う時間帯が長かったが、前引けにかけて強含んでおり、前場は高値引けとなった。
後場は高値圏でこう着感が強まった。企業の決算発表が一巡したことで材料に乏しく、27700円を挟んだ動きが続いた。後場に高値をつける場面はあったが、終盤売りに押され、27700円を割り込んで取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は軟調か。米国株は下落。ドル円は足元133円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて155円安の27515円、ドル建てが150円安の27520円で取引を終えた。
米国株安を受けて売りに押される展開を予想する。ダウ平均が下に値幅が出ている上に、米国は週明け20日がワシントン誕生記念日により休場で、リスク回避ムードが強まりそうだ。ただ、今週出てきた米国の経済指標の多くは市場予想を上回っており、PPIが強いかもしれないということは、ある程度織り込みが進んでいると思われる。
CME225先物からは27500円近辺からのスタートが想定されるが、同水準を大きく割り込むようなら、押し目を拾う動きは出てくるだろう。安く始まった後は戻りは鈍いが下値もそこそこ堅いといった状態が続くと予想する。
日経平均の予想レンジは27350円-27600円
【日経平均株価】
【前日の振り返り】
16日の米国株は反落。米1月卸売物価指数(PPI)が予想を上回る伸びとなり、前日の米1月消費者物価指数(CPI)に続いてインフレ高進が示され、新規失業保険申請件数が予想を下回り、雇用の強さが明らかになったことに加え、ブラード米セントルイス連銀総裁やメスター米クリーブランド連銀総裁からのタカ派発言も米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化懸念を強めた。
ダウ平均が431.2ドル安(-1.26%)、S&P500も1.38%安とともに反落し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.78%安と4日ぶりに反落した。米10年債利回りは前日の3.80%台から3.86%台に上昇した。業種別ではS&P500の全11セクターが下落。テスラやアマゾン・ドット・コムの下落を受けて一般消費財が2.16%安となったほか、IT、コミュニケーション、素材、資本財、金融なども1%超下落した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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