【前日の振り返り】
14日の日経平均は反発。終値は175円高の27602円。米国株の大幅高や円安進行を受けて、寄り付きから200円を超える上昇となり、27700円台に乗せた。
高く始まった後は伸び悩み、前場では上げ幅を縮める流れが続いた。ただ、萎んでも27500円は割り込むことなく、3桁高の状態はキープした。後場に入ると値動きが落ち着いてやや盛り返し、27600円を上回って取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。米国株はまちまち。米国の長期金利はCPIを受けて上昇しており、為替市場ではドル高・円安が進行。ドル円は足元133円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて125円高の27745円、ドル建てが135円高の27755円で取引を終えた。
米国株はCPIを消化して値動きが荒くなったが、下を試して切り返している。何よりナスダックがプラスで終えているのは安心材料。CPIの発表時に最も警戒されていたのは、米国の主力グロース株が大崩れしてグローバルで株安への懸念が高まることであった。そうならなかった上に、為替市場では円安が進んでおり、日本株には追い風が見込まれる。
ただ、米国の長期金利は上昇しており、インフレ長期化への警戒はくすぶる。また、本日米国では1月小売売上高の発表が控えている。強めに始まることにはなるだろうが、上値追いには慎重となり、場中は様子見ムードが強まると予想する。
日経平均の予想レンジは27600円-27850円
【日経平均株価】
【前日の振り返り】
14日の米国株は高安まちまち。注目された米1月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったことで利上げ打ち止め期待の後退が重しとなった。ただ、伸び率は鈍化が続いており、売り一巡後は買い戻しが優勢だった。
ダウ平均は軟調にスタートすると、85ドル高まで上昇。その後、418ドル安まで下落したが、156.66ドル安(-0.46%)と下落幅を縮小して終了した。
S&P500も1.02%安まで下落後、0.03%安とほぼ横ばいで終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.10%安まで下落後、0.57%高と上昇して終了。ダウ平均とS&P500は3日ぶりの反落となったが、ナスダック総合は2日続伸した。
S&P500の11セクターは一般消費財、IT、素材など4セクターが上昇し、不動産、生活必需品、ヘルスケア、金融など7セクターが下落した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
フォレックス・ドットコムでは、オプション、FX、株価指数CFDを取引いただけます。
口座開設は以下のステップで行えます。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。