【前日の振り返り】
6日の日経平均は4日続伸。終値は184円高の27693円。寄り付きから200円を超える上昇となり、早い時間に上げ幅を300円超に拡大。27800円台に乗せたところでは萎んだものの、盛り返して前場は高値圏で終えた。
政府が雨宮正佳副総裁に総裁就任を打診したとの観測報道を受けて日銀の政策修正に対する警戒が後退し、金融株以外は買われる流れとなった。
一方、後場は円安一服感が出てきたことから、伸び悩んで上げ幅を縮小。グロース株などには目先の利益を確定する売りも出てきた。
結局、3桁の上昇とはなったものの、27700円を下回り安値圏で取引を終了。新興グロース銘柄には日銀を材料に買われるものが少なく、マザーズ指数は下落した。
【きょうの見通し】
東京市場は小動きか。米国株は下落。ドル円は足元132円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて5円高の27685円、ドル建てが25円高の27705円で取引を終えた。
米国株が下げており買いは入れづらいが、円安が一段と進行しており、日本株を一定程度下支えするだろう。
本日国内ではソフトバンクGや任天堂などの決算発表が控えており、米国ではパウエル議長講演のほか、バイデン大統領による一般教書演説が予定されている。
日米で内容を見極めたい材料が多く、指数は大きく動くことを嫌って現状水準近辺でのもみ合いが続くと予想する。
日経平均の予想レンジは27550円-27800円
【日経平均株価】
【前日の振り返り】
6日の米国株は続落。金利上昇を受けて年初から大きく上昇したハイテク・グロース株に利益確定売りが強まったことや、タイソン・フーズなどの決算発表銘柄の下落が重しとなった。翌日以降にパウエルFRB議長発言やウォルト・ディズニーなどの決算発表もあり、様子見姿勢も強まった。
ダウ平均は34.99ドル安(-0.10%)と小幅に3日続落。朝方に242ドル安まで下落したが、午後に36ドル高まで上昇した。S&P500は終日マイナス圏で推移し、0.61%安で終了。年初から5週続伸したナスダック総合は1.00%安と比較的大きな下落となった。
S&P500の11セクターは公益(+0.87%)、生活必需品(+0.02%)を除く9セクターが下落。コミュニケーション、IT、素材が1%超下落し、不動産、ヘルスケア、エネルギーが0.4-0.7%下落した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
フォレックス・ドットコムでは、ノックアウトオプション、FX、株価指数CFDを取引いただけます。
口座開設は以下のステップで行えます。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。