17日は日米株価指数CFDが上昇、ドル円も上昇。
東京早朝を155.12円で迎えると、東京仲値にかけて当日の安値である154.98円を記録。その後は持ち直し、ロンドン時間にかけて155.60円を挟んでの推移が続いた。なお中国の国家統計局が発表した去年1年間のGDPは、物価の変動を除いた実質で+5.0%と政府目標と同レベルとなり、相場への影響は限定的に留まった。
また15時半頃にロイターによって「トランプ次期米大統領の就任時に市場が大きく動かない限り、日銀は利上げに踏み切る可能性が高い」と関係者が語ったと報じられたが、こちらも相場への影響は限定的だった。
ロンドン時間は、155.60円を挟んでの推移が継続。なお日本経済新聞社により「日銀の政策委員の過半数が追加利上げを支持する見通し」との報道や、Wall Street Journalによりハマック・クリーブランド連銀総裁が「インフレの問題は依然としてあり、これに対処しなければならない」と発言したと報じられたが、こちらも相場への影響は限定的だった。
米国株式市場オープン前に発表された米国12月住宅着工件数は前月比+15.8%、また米国12月鉱工業生産は前月比+0.9%とそれぞれ予想を上振れ、リスクオンムードが醸成され
米国の主要株価指数が上昇、ドル円は上値を追う展開となった。NY午前のうちに当日の高値となる156.38円を記録。その後は小幅に下落し156.30円で週末を迎えた。
トランプ米大統領就任式
08:50 日本11月機械受注
13:30 日本11月第三次産業活動指数
13:30 日本11月鉱工業生産(確報値)
13:30 日本11月設備稼働率
16:00 ドイツ12月PPI
19:00 ユーロ圏11月建設支出
各メディアによる日銀の利上げ観測報道が続くも、155.00円付近でドル円は反発し、その後は緩やかに反発している。この上昇が続くのかが、本日の焦点となる。
上昇する場合にはまずは157円台へと乗せられるかに注目したい。反対に下落する場合、直近安値148.64円、直近高値158.88円の半値戻し水準である153.77円で支えられるかが重要。153.77円をクリアに下抜けてくるようだと、更なる下落が警戒される。
トランプ氏を中心とする要人発言に注意しておきたい。
レジスタンス:158.88円、160.00円
サポート:155.00円、153.77円、148.15円
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