【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは頭の重い動きとなっています。アジア時間は1.0956ドルまで値を上げる場面もみられましたが、その後はドル円の上昇などにつれて1.0925ドルまで下押ししました。市場参加者からは「昨日安値の1.0916ドルが目先の下値目処」との声も聞かれています。ドル円は「12月13日の高値145.99円や12月12日の高値146.18円、12月11日の高値146.59円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、18時30分に12月英建設業PMIが発表されます。19時には12月ユーロ圏HICP速報値、11月ユーロ圏PPIが予定されています。22時30分には12月カナダ雇用統計、12月米雇用統計が公表されます。24時には12月カナダIvey購買部協会景気指数、12月米ISM非製造業指数、11月米製造業新規受、翌3時には12月ブラジル貿易収支が明らかになります。また、3時30分にはバーキン米リッチモンド連銀総裁が講演します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。朝方から3連休前の今年最初のゴトー日とあって本邦実需の買いが先行。仲値に向けた買いも断続的に観測されると昨日高値の144.85円を上抜けました。午後になって日経平均が上げ幅をひろげるなか144.95円まで値を上げましたが、日銀金融政策決定会合後の高値として意識されている12月19日の144.96円が目先の目処として意識されると144.66円まで下押し。ただ、時間外の米10年債利回りが上昇すると再び買いが強まり、一時145.37円まで上値を伸ばしています。日経平均は寄付後に一時マイナス圏まで下押ししたものの、その後は次第に下値を切り上げる展開に。一時280円近い上昇となりました。引けにかけては上げ幅を縮めましたが、結局、89.13円高で取引を終えています。
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