【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.0996ドルから1.1013ドルのレンジにとどまりました。市場参加者からは「11月29日の高値1.1017ドルや8月10日の高値1.1065ドルがレジスタンスレベル」との声も聞かれています。ドル円は「200日移動平均線の142.77円やNY時間の高値142.98円が目先の戻り目処」として意識されています。今日の経済指標では、16時45分に12月仏消費者信頼感指数、11月仏PPIが発表されます。21時には11月メキシコ貿易収支が予定されています。22時30分には10月カナダGDP、11月米耐久財受注額、11月米個人消費支出、11月米個人所得、11月米PCEコアデフレータが公表されます。24時には11月米新築住宅販売件数、12月米ミシガン大消費者態度指数確報値が明らかになります。また、英国などはクリスマス前で短縮取引となるほか、米債券市場も短縮取引となっています。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。朝方から戻り売りが先行。昨日安値の142.05円を下抜けると目先のSLをつけるかたちで一時141.87円まで下落しました。その後は週末とあって仲値に向けては本邦実需の買いが断続的に観測されると142.56円まで買戻されています。米長期金利が上昇していることも買戻しを後押ししました。日経平均は寄付きから230円を超える上昇となりましたが、その後は上げ幅を縮める動きに。後場に入ってからは本日安値を更新するなど戻りの鈍い展開。結局、28.58円高で週末の取引を終えています。
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