出所:FOREX.com/USDJPY/15分足/2月11日取得
FXの損益計算は次の計算式で求めることができます。
損益 = ロット × 獲得pips
FXでの利益を増やす方法は2つで、ロットを大きくするか獲得pipsを大きくするかです。ここではそれぞれのケースに分けて計算していきましょう。
ロットを大きくすれば少ない値幅でも大きな利益が取れることは分かりましたが、ロットを大きくするとレバレッジがかかり過ぎてしまい、少しの逆行でロスカットの可能性が高くなります。資金に応じた適正なロットの計算はどのようにするのでしょうか。詳しくみていきます。
FXの損益を計算する際には取引ロット(取引数量の単位)と獲得pips(値幅)が必要になります。また資金効率はレバレッジ(資金倍率)がどれくらいの倍率なのかで計算できます。それぞれの用語をまずは理解していきましょう。
(当社ではリアルタイムでのロスカットを採用しています。マージンコールアラートを活用し、損失拡大を事前に防ぐ通知設定も可能です。)
出所:FOREX.com/USDJPY/5分足/2月12日取得
上記図はUSDJPYの5分足です。買いポジションを持ちたいと考えた位置から、根拠が崩れ損切りを行う価格まで40pipsほどあります。この場合損切りになるには40pips必要なのでロットは次のように計算できます。
2,000円(損失許容額) ÷ 40pips(損切りまでの値幅)
÷ 100(1ロット※に換算) = 0.5
今回の例での適正ロットは0.5ロット(5,000通貨)となります。もし1ロットで取引してしまうと20pips逆行した時点で損失が2,000円に達し損切りをしなくてはいけません。ロットを決める際は分析したチャートで損切りを行う価格までの距離をもとに適正なロットを計算するといいでしょう。
※1ロット=10,000通貨と仮定
出所:FOREX.com/USDJPY/5分足/2月12日取得