【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は1.0977ドルから1.1004ドルのレンジ取引に終始しました。市場参加者からは「昨日高値の1.1009ドルや11月29日の高値1.1017ドルが目先の上値目処」との声も聞かれています。ドル円は「200日移動平均線の142.52円が引き続きレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、16時45分に11月仏CPI改定値が発表されます。17時15分に仏、30分に独、18時にユーロ圏、30分に英の12月PMI速報値が予定されています。19時には10月ユーロ圏貿易収支が公表されるほか、ラムスデンBOE副総裁が講演します。22時15分には11月カナダ住宅着工件数、22時30分には10月カナダ卸売売上高、10月対カナダ証券投資、12月米NY連銀製造業景気指数、23時15分には11月米鉱工業生産、11月米設備稼働率、23時45分には12月米PMI速報値が明らかになります。翌2時25分にはマックレムBOC総裁が講演するほか、6時には10月対米証券投資動向が発表されます。また、南アは休場となっています。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方から週末のゴトー日とあって本邦実需の買いが先行。日経平均が寄付きから上昇したほか、米長期金利の上昇につれて一時142.47円まで値を上げる場面もみられましたが、その後は200日移動平均線が位置する142.52円が戻りの目処として意識されると一時141.57円まで下押すなど、神経質な動きとなっています。日経平均は寄付きから一時440円近い上昇。後場に入ってからは一時上げ幅を縮める動きもみられましたが、結局、284.30円高で週末の取引を終えています。
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