【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間はドル円中心の相場展開となるなか1.0760ドルから1.0782ドルの極めて狭いレンジ取引に終始しました。市場参加者からは「昨日安値の1.0742ドルや8日の安値1.0724ドルが下値の目処」との声も聞かれています。ドル円は「一目均衡表転換線が位置する145.11円がサポートレベル」として意識されています。今日の経済指標では、19時に12月独ZEW景況感指数が発表されます。21時には11月ブラジルIBGE消費者物価指数、10月メキシコ鉱工業生産が予定されています。22時30分には11月米CPIが公表されます。翌2時にはビルロワ仏中銀総裁が講演します。3時には米30年債入札が実施されます。4時には11月米月次財政収支が明らかになります。また、メキシコは休場となっています。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は頭の重い動きとなりました。朝方からポジション調整の売りが先行。NY時間の安値146.05円を下抜けて一時145.54円まで値を下げました。その後は欧州時間の安値145.33円が目先の目処として意識されたこともあり145.83円まで買戻される場面もみられましたが、日経平均が上げ幅を縮めるなか再び145.25円まで下押すなど、上値も限定的となっています。日経平均は寄付きから一時380円を超える上昇となりましたが、後場に入ってからは上げ幅を消す動きに。結局、51.90円高で取引を終えています。
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