【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間はドル円中心の相場展開となったこともあり、1.0779ドルから1.0801ドルの狭いレンジにとどまりました。市場参加者からは「昨日安値の1.0755ドルが目先の下値目処」との声も聞かれています。ドル円は「一目均衡表転換線が位置する145.27円が戻りの目処」として意識されています。今日の経済指標では、16時に11月独CPI改定値が発表されます。16時35分にはミュラーエストニア中銀総裁が講演します。22時30分には7‐9月期カナダ設備稼働率、11月米雇用統計が予定されています。また、24時には12月米ミシガン大消費者態度指数速報値が公表されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は値幅を伴った荒い値動きとなりました。朝方は7‐9月期GDP改定値が予想を下回る弱い数字となったことから一時144.32円まで値を上げる場面もみられましたが、仲値に向けては輸出勢の売りが目立つと下落。一時142.50円まで売り込まれました。下値では200日MAの142.34円が意識されたほか、実需の買いも散見されると次第に下値を切り上げる展開に。一時144.21円まで買戻されるなど、全般不安定な動きが繰り返されています。日経平均は寄付きから大幅な下落。引けにかけては下げ幅を縮めたものの、結局、550.45円安で週末の取引を終えています。
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