【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは神経質な動きとなっています。アジア時間は一時1.0772ドルまで値を上げる場面もみられましたが、株価の下落につれて戻り売りに押される展開に。昨日安値の1.0759ドルを下抜けて一時1.0757ドルまで値を下げました。市場参加者からは「11月6日の高値1.0756ドルや一目雲上限の1.0696ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「節目の145.00円が目先の下値目処」として意識されています。今日の経済指標では、16時45分に10月仏貿易収支、10月仏経常収支が発表されます。19時には7‐9月期ユーロ圏GDP確定値が予定されています。21時には11月メキシコCPI、22時30分には10月カナダ住宅建設許可件数、米新規失業保険申請件数が公表されます。また、24時には10月米卸売売上高、翌5時には10月米消費者信用残高が明らかになります。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は軟調な動きとなりました。朝方から輸出の売りが先行。日経平均が寄付きから大幅な下落となるとリスクオフの動きからクロス円中心に下落。昨日安値の146.90円を下抜けて一時146.70円まで値を下げました。その後は146.99円まで買戻されたものの、日本国債の利回りが大幅な上昇となるなか146.15円まで安値を更新しています。日経平均は寄付きから大幅な下落。後場に入ってからも安値を更新するなど弱含みで推移しました。結局、587.59円安で取引を終えています。
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