【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は1.0784ドルから1.0802ドルの狭いレンジにとどまりました。市場参加者からは「昨日安値の1.0778ドルや一目基準線の1.0767ドル、11月6日の高値1.0756ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「4日の高値147.45円や一目転換線の147.97円、一目雲下限が位置する148.09円が戻りの目処」として意識されています。今日の経済指標では、18時30分に11月英建設業PMI、19時には10月ユーロ圏小売売上高、19時30分にはBOEから金融安定報告書が発表されます。22時15分には11月ADP全米雇用報告が予定されています。22時30分には7‐9月期カナダ労働生産性指数、10月カナダ貿易収支、10月米貿易収支、7-9月期米非農業部門労働生産性改定値が公表されます。24時にはBOCが政策金利を決定するほか、11月カナダIvey購買部協会景気指数が明らかになります。また、翌00時30分にはEIA週間在庫統計が発表されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。全般147.20円を挟んだもみ合いのなか、仲値後に一時147.09円まで値を下げる場面もみられましたが、早朝の安値147.05円が目先の目処として意識されたほか、日経平均が大幅な上昇となるにつれて次第に下値を切り上げる展開に。米長期金利の上昇も買戻しを後押し。昨日高値の147.39円を上抜けて一時147.40円まで値を上げました。その後は147.05円まで下押すなど神経質な展開となっています。日経平均は寄付きから大幅な上昇。昨日の下落分を埋めて更に買いが強まりました。後場に入ってからも高値を更新して堅調に推移。結局、670.08円高で取引を終えています。
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