【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は1.0831ドルから1.0847ドルの極めて狭いレンジにとどまりました。市場参加者からは「終値ベースで200MAの位置する1.0821ドルがポイント」との声も聞かれています。ドル円は「一目転換線の147.97円や一目雲下限の148.08円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、16時45分に10月仏鉱工業生産が発表されます。17時50分に仏、55分に独、18時にユーロ圏、30分に英の11月サービス部門PMI改定値が予定されています。19時には10月ユーロ圏PPIが公表されます。また、23時45分には11月米サービス部門PMI改定値、24時には10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数、11月米ISM非製造業指数が明らかになります。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は上値の重い動きとなりました。朝方は11月東京都区部CPIが予想を下回る弱い数字となったことから一時147.38円まで値を上げる場面もみられましたが、昨日高値の147.45円が戻りの目処として意識されたほか、輸出の売りが観測されると146.98円まで値を下げました。その後はゴトー日とあって本邦実需の買いが観測されると147.28円まで下値を切り上げたものの、再び146.75円まで下押すなど、全般神経質な動きが続いています。日経平均は寄付きから下落。一時500円を超える大幅安となりました。後場に入ってからは下げ幅を縮める場面もみられましたが、結局、455.45円安で取引を終えています。
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