【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は1.0884ドルから1.0913ドルの狭いレンジでの取引に終始しました。市場参加者からは「昨日安値の1.0879ドルや11月22日の安値1.0852ドルが目先の下値目処」との声も聞かれています。ドル円は「週末の終値ベースで一目均衡表転換線が位置する148.21円がポイント」として意識されています。今日の経済指標では、17時に7-9月期スイスGDPが発表されるほか、バーFRB副議長が講演します。17時50分に仏、55分に独、18時にユーロ圏、30分に英の11月製造業PMI改定値が予定されています。20時30分にはラガルドECB総裁が講演します。22時30分には11月カナダ雇用統計、23時45分には11月米製造業PMI改定値、24時には11月米ISM製造業景気指数、10月米建設支出が公表されるほか、グールズビー米シカゴ連銀総裁が講演します。翌1時にはパウエルFRB議長が講演します。3時には11月ブラジル貿易収支が明らかになります。また、4時にはクックFRB理事、パウエルFRB議長がディスカッションに参加します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。朝方から本邦輸出の売りが持ち込まれると下落。NY時間高値からの下押しレベルである147.72円を下抜けて一時147.61円まで値を下げました。下値では安値付近に位置している一目均衡表雲下限が意識されたほか、米長期金利が上昇に転じるにつれて次第に下値を切り上げる展開に。一時148.26円まで買い戻されています。日経平均は寄付きから前日終値を挟んだもみ合い。後場に入ってからも小動きが続きました。結局、55.38円安で月初の取引を終えています。
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