【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.0965ドルから1.0984ドルの取引にとどまりました。市場参加者からは「昨日安値の1.0960ドルや一目均衡表転換線の1.0934ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「一目雲下限が位置する147.61円が上値の目処」として意識されています。今日の経済指標では、16時45分に7-9月期仏GDP改定値、11月仏CPI速報値、10月仏PPI、10月仏消費支出が発表されます。17時55分には11月独雇用統計、19時には11月ユーロ圏HICP速報値、10月ユーロ圏失業率が予定されています。21時には10月南ア貿易収支、10月メキシコ失業率が公表されます。22時30分には7-9月期カナダGDP、10月米個人消費支出、10月米個人所得、10月米PCEコアデフレータ、米新規失業保険申請件数が明らかになるほか、ラガルドECB総裁が講演します。23時15分にはウィリアムズ米NY連銀総裁が講演します。23時45分には11月米シカゴPMI、24時には10月米住宅販売保留指数が発表されます。翌2時にはナーゲル独連銀総裁が講演します。また、OPEC+閣僚級会合が開催されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円はもみ合いとなりました。朝方は米系短期筋の仕掛け売りが先行。一時146.85円まで値を下げました。昨日の安値146.67円が目先の目処として意識されたほか、月末のゴトー日とあって本邦実需の買いが観測されると次第に下値を切り上げる展開に。一時147.19円まで買い戻されました。その後は147.00円を挟んだ狭いレンジ内での様子見の動きが続いています。日経平均は一時160円を超える下落となったものの、後場に入ってからは高値を更新する底堅い動き。結局、165.67円高の高値引けで月末の取引を終えています。
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