【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は昨日高値の1.0959ドルを上抜けて一時1.0963ドルまで値を上げたものの、安値も1.0946ドルにとどまるなど、全般狭いレンジでの取引となりました。市場参加者からは「21日の高値1.0965ドルが目先の上値目処」との声も聞かれています。ドル円は「一目均衡表雲上限が位置する149.11円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、16時45分に11月仏消費者信頼感指数が発表されます。17時にはナーゲル独連銀総裁が講演します。23時には9月米住宅価格指数、9月米ケースシラー住宅価格指数が予定されています。24時には11月米消費者信頼感指数、11月米リッチモンド連銀製造業景気指数が公表されるほか、グールズビー米シカゴ連銀総裁、ウォラーFRB理事が発言します。翌00時45分にはボウマンFRB理事、1時にはラガルドECB総裁、2時にはハスケル英MPC委員、3時30分にはレーンECB専務理事が講演します。また、3時には米7年債入札が実施されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方から米系短期筋が売り仕掛け。昨日安値の148.55円を下抜けると目先のSLを巻き込むかたちで下げ足を速め一時148.03円まで値を下げました。その後は148.36円まで買戻される場面もみられましたが、株価が軟調な推移となると再び下値を試す展開に。一時147.98円まで値を下げました。午後に入ってからは日経平均が買戻されたこともあり148.38円まで下値を切り上げています。日経平均は小高く寄付いたものの、その後は戻り売りに押される展開に。後場に入ってからは一時プラス圏を回復する場面もみられましたが、結局、39.28円安で取引を終えています。
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