【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は一時1.0927ドルまで下押す場面もみられましたが、ドル円の下落につれて先週末の高値1.0949ドルを上抜けて一時1.0956ドルまで買戻されました。市場参加者からは「21日の高値1.0965ドルが目先の上値目処」との声も聞かれています。ドル円は「終値ベースで一目均衡表雲上限の149.01円や一目均衡表転換線の位置する149.29円がポイント」として意識されています。今日の経済指標では、21時に10月メキシコ貿易収支が発表されます。23時にはラガルドECB総裁が講演します。24時には10月米新築住宅販売件数が予定されています。翌1時30分には米2年債入札、3時には米5年債入札が実施されます。また、インドが休場となっています。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は戻り売りに押される動きとなりました。週明け早朝から本邦実需の買いが先行。一時149.67円まで先週末NY時間の高値に面合わせする場面もみられましたが、仲値直前になって輸出の売りがまとめて持ち込まれると下落。一時149.05円まで値を下げました。その後は149.29円まで買い戻されたものの、日経平均が下げ幅をひろげるなか再び下値を試す展開に。一時148.89円まで売られました。日経平均は寄付きから一時180円を超える上昇となったものの、その後は戻り売りに押される展開に。後場に入ってからは安値を更新。結局、177.86円安で週明けの取引を終えています。
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