【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか、1.0895ドルから1.0912ドルのレンジにとどまりました。市場参加者からは「昨日安値の1.0884ドルや22日の安値1.0852ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「終値ベースで一目均衡表転換線の149.47円がポイント」として意識されています。今日の経済指標では、18時に11月独Ifo企業景況感指数が発表されます。19時にはラガルドECB総裁が講演します。21時には7‐9月期メキシコGDP確定値が予定されています。22時にはデギンドスECB副総裁が講演します。22時30分には9月カナダ小売売上高が公表されます。23時45分には11月米PMI速報値が明らかになります。また、米国市場は感謝祭翌日で短縮取引となります。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は上値の重い動きとなりました。朝方は休場明けの週末実質ゴトー日とあって本邦実需の買いが先行。昨日高値の149.69円を上抜けて一時149.71円まで値を上げる場面もみられましたが、22日の高値149.75円が目先の目処として意識されたほか、輸出の売りが持ち込まれると149.41円まで下押ししました。その後は149.65円まで買い戻されたものの、再び輸出の売りから149.20円まで下押すなど、神経質な動きが続いています。日経平均は寄付きから上昇。一時370円近い上昇となりました。後場に入ってからは上げ幅を縮めたものの、結局、173.70円高で週末の取引を終えています。
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